次期魔王様はクリスマスを知らない

「もういいんだ……」

「あなたはあなたの人生を生きなさい……私たちはもう、あなたを縛らないわ」

「……っ、あり、がとう……母さん、父さん……」

この場の全員が安心している中、穂夏だけが、浮かない顔をしていた……。

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「で、なんでお前がここにいる?」

その日の夜、レオのお家にたくさんの人たちが集まっていた。

「ほなっちゃんに誘われたから」