「れ、レオ、これは私が書き直しておくからっ、レオは会合に行かなきゃでしょ?」

今にも能力を使い出しそうなレオの手を扉まで引っ張る。

あの四人なら大丈夫なのかもしれないけど……レオの目、若干本気だったからな……。

あはは……。

「穂夏、悪いな。夕方には戻ってくる」

「うんっ!頑張ってね!」

いつも通り、いってらっしゃいのハグをして、レオを見送る。

「アツアツやな」