「ここは、どこ…?」

目を覚ますと、僕は全部真っ白な部屋にいた。ベッドも真っ白、ドアも真っ白、天井も真っ白。

唯一僕の手に繋がれた手錠だけが、銀色に光っていた。

コンコン、と音がすると白衣を着た男が入ってきた。

彼は無言で僕に近づいてきて、右手に持っていた注射器を僕に刺してきた。

すると、視界がぐにゃぐにゃしてきて_。