She Lover

「何が…よかったよ!誰のせいで…。」



小真里は布団にもぐってしまった。






泣き声を押し殺す声が聞こえてきた…。




「ゴメン!本当にごめん!!」




「うっ…ヒック……」



「小真里、オレ…小真里の事が好きだよ…。」





「……意味分かんない…!!またそんな嘘言ってまであたしの事抱きたいの!?」






小真里は布団から出て枕を投げつけてきた。