She Lover

バチンッ!!!!





乾いた音が部屋に響いた。







「淳弘欲求不満じゃないの!?ちょっとカッコイイからって、誘えば女の子がみんな脚開いてくれるとでも思った!!?あたしをその辺のミーハー女達と一緒にすんな!!!」




そんな言葉を言い残して、小真里は鞄を持って部屋を出て行った。





オレはボーっと立ちすくしていた。





その後に、怒りとも何とも言えない何かがオレの中を駆け巡った。



何様だ!!?





オレがせっかく抱いてやろうと思ったのに。







オレは鞄を掴んで部屋のホテルの外に出た。