そんな想いでお互いが過ごしていった数日後の事だった。


あたしが自転車置場で帰る準備をしていると、隣のクラスの場所から視線を感じた。

振り返ると…

優里ちゃん。


ﾊﾞﾁｯ−
目があってしまう。

先程から睨まれていたのはわかった。

二人の間のやや緊迫した雰囲気。
微妙な２〜３メートルという距離感の中、先に口を開いたのは優里ちゃんだった。