「ねぇ、1人?」
ご飯を食べに来て深冬くんが席を離れると
またまたさっきの展開が。
「君かわいいねぇ?
俺達と一緒に遊ぼ?」
またこれぇ!?
もうほっといてよぉ!
私みたいなブスに声かけずに
もっと可愛い子に声かければいいのに!
ていうか、今は深冬くんと幸せの時間なの!
「うっせーな!1人じゃねぇよ!
幸せな時に入ってくんじゃねぇよ!
このチンパンジーが!ピィピィ鳴いてんじゃねーよ。
動物園の近くだし、お前も檻の中に入れてやろうか!?」
「ヒィ!!!!」
「……………あ。」
あっ、やべっ。
イラついて暴言吐いちゃった。
「すみません。」
「ははっ!
愛冬。お前まじおもしれぇーわ。」
謝った時にはすでにおにいさんたちはいなくなってて代わりに深冬くんが腹抱えて笑って出てきた。
「おっ、深冬くん。なぜにそんな笑っているんだい?」
「ははっ。いやぁ、また絡まれてると思ったら自分で撃退してるし、その仕方が。」
それから5分ぐらい深冬くんの笑いは止まらなかった。
けど、私としては深冬くんの笑ってる姿が見れて幸せだった。
ちなみにオムライスは頬っぺたが落ちるほど超美味しかった。

