「ねぇ、私「愛冬。あなたは清葉くんのことで頭いっぱいだろうけど、なにか忘れてない?」



ん………?

何か忘れてる?

まぁ、私は深冬くんに振り向いてもらうために忙しいから他のことに気を遣ってる暇ない!!



「期末テストよ。もう一週間前だけど。」

「…………はぁっっ!?」





深冬くんのことを考えてるので幸せな夢見心地な私は迫ってきている大地獄を忘れていた。


我が辛辣な親友から発せられる言葉に地獄の暗闇へと堕とされるのであった。



チクショウ!!


うぁぁん!これからどーしよぉぉぉぉーーー!