全然、正反対のことを言ってくるちーくん。



「............ちーくっ、ぅ、コボッ、」



〝ちーくん帰って!〟
そう言おうとしたのに。



.....................言えずに咳こんじゃう私。



すると.................................



「ねる。気づいてないかもだけど、
そーとー、熱高いから放っておけねーわ」



そう言って帰るどころか、
ベッドの横に座り込むちーくん。



...............違う。帰って欲しいのにっ。



「.........学校行かないでよ............っ、」



ちーくんが、
女の子と笑ってるとこを見たモヤモヤが。



完全に抜け切ってなくて、
ちーくんに背中を向けたまま、そう口にした。