振り返ろうとする瑠久に気づき、すぐに止めた私。


「起きたままの姿で…ここに来たの…。だから…髪の毛はボサボサ……」


走って来たから、更にボサボサになってるかも……。


「パジャマに…サンダルで……」


苺柄のパジャマに…家の近くのコンビニに行く時ぐらいしか履かない茶色のサンダルの格好で……。


「こんな私の姿みちゃったら……幻滅しちゃひゃっ!!!」


振り返っていた瑠久と目が合った私は、瑠久の背中の後ろに顔を隠す。