メロンパン 〜幸せの味〜

いつも明るく笑っている彼女は男性からとても人気がある。



勤務中もいつもポジティブで、



愚痴を言っているところは誰1人見たことがないほどだ。



そんな彼女だから俺に優しくしてくれたのか?



それとも.....。



なんて都合のいいことを頭の中で並べてしまう。



いや、でもそんなことどうでもいい。



「甘すぎる」


そんな空言を並べながら、俺は最後の一切れを口に運んだ。