「伊吹..おれ....やったよ」


「....これで俺たちの夢が叶った!!!」


そう言いながらお祝い用に買ってきたスポドリの蓋をあけて伊吹は俺にそれを渡してきた。


......うまい。


合格が嬉しいのか

あるいはスポーツドリンクが美味しかったのか

今となっては定かではないけれど


こんな気持ちにしてくれるのは伊吹が初めてだった。


これがずっと続くと思ってたんだ。