「鏡じゃよく分からなくても、実際に舞台に立ってスポットライトを浴びてみると、化粧した方が映えるなって感じますよ」 「へえ」 とはいえ、やばい……美しさが過ぎる。 不敵な微笑みにドギマギしながら、この男はヒロくんなのだと、私は強く自分に言い聞かせていた。