幼馴染は私に好意を悟らせない

その言葉が終わると同時にコツコツとヒールの音が遠ざかっていく音が聞こえた。

「もも、さっきの本当?」

「……」

「俺は桃乃って、本当?」

私の背中をさすりながら優しい声でゆうくんは囁く。

私が顔を見られたくないのを察して無理に顔を上げさせないところ……。

私が泣き止むように背中を撫でてくれたり、優しい声をかけてくれたりするところ……。

全部……。