…更に。
「おい、いい加減お前の出番だぞ」
「はぁ…。…分かりましたよ、やれば良いんでしょう?」
「あぁ、そうだ。やれ」
異空間に逃亡していたというルイーシュが、キュレムに首根っこ掴まれて戻ってきていた。
おぉ、やっと帰ってきたのかルイーシュ。
「こっちも手当り次第、ルイーシュに異空間を抉じ開けさせて探してくるよ」
と、キュレムが言った。
ルイーシュは逃げたかったんだろうが、正直今は、戻ってきてくれて有り難かった。
ルイーシュのような空間魔法のプロでもなければ、異空間を探しに行くなんて簡単には出来ないからな。
シュニィの居場所が全く掴めない以上、探す手は多い方が良い。
他の大隊長達にも、声をかけるべきだな。
「それから…隊員達を動揺させないように、シュニィちゃんの失踪の件については、大隊長クラスに留めて…一般の団員には知らせないようにしよう」
シルナがそう提案した。
…その方が良さそうだな。
アーリヤット皇国の皇王直属軍が、この件に関わっている可能性がある以上。
組織の混乱を招くのが、奴らの目的なんだろうし。
みすみす奴らの手管にハメられてたまるか。
「そして絶対、シュニィちゃんを見つけよう。…アトラス君も、それで良いね?」
ずっと黙っていたアトラスだったが。
「…あぁ、分かった」
シルナに同意を求められて初めて、アトラスは声を出して頷いた。
良かった。一応口は利けるんだな。
…声、氷点下の冷たさだったけど。
「おい、いい加減お前の出番だぞ」
「はぁ…。…分かりましたよ、やれば良いんでしょう?」
「あぁ、そうだ。やれ」
異空間に逃亡していたというルイーシュが、キュレムに首根っこ掴まれて戻ってきていた。
おぉ、やっと帰ってきたのかルイーシュ。
「こっちも手当り次第、ルイーシュに異空間を抉じ開けさせて探してくるよ」
と、キュレムが言った。
ルイーシュは逃げたかったんだろうが、正直今は、戻ってきてくれて有り難かった。
ルイーシュのような空間魔法のプロでもなければ、異空間を探しに行くなんて簡単には出来ないからな。
シュニィの居場所が全く掴めない以上、探す手は多い方が良い。
他の大隊長達にも、声をかけるべきだな。
「それから…隊員達を動揺させないように、シュニィちゃんの失踪の件については、大隊長クラスに留めて…一般の団員には知らせないようにしよう」
シルナがそう提案した。
…その方が良さそうだな。
アーリヤット皇国の皇王直属軍が、この件に関わっている可能性がある以上。
組織の混乱を招くのが、奴らの目的なんだろうし。
みすみす奴らの手管にハメられてたまるか。
「そして絶対、シュニィちゃんを見つけよう。…アトラス君も、それで良いね?」
ずっと黙っていたアトラスだったが。
「…あぁ、分かった」
シルナに同意を求められて初めて、アトラスは声を出して頷いた。
良かった。一応口は利けるんだな。
…声、氷点下の冷たさだったけど。


