キュレムとルイーシュの顔を見たら、次に会うべきなのは…。
俺は、通りすがりの聖魔騎士団魔導部隊の隊士に尋ね、次に会うべき二人の居場所を尋ねた。
何人かに尋ねて、俺の探している二人は、魔導隊舎の外にある花壇の付近で目撃されたという情報を入手し。
俺は早速、外の花壇に行ってみた。
すると、そこには。
「ジュリスー…。おかしいよ」
「…何がおかしいんだ?ベリクリーデ」
「ちゃんと種を植えたのに、全然芽が出てこないの」
花壇の傍に、探していた二人…ジュリスとベリクリーデ…がしゃがんで座っていた。
ベリクリーデの手には、小さなじょうろとスコップが握られていた。
…どうやら、ガーデニングの真っ最中だったようだ。
聖魔騎士団魔導部隊の大隊長が、真っ昼間からガーデニングを楽しむとは…。
さすが、この世界は随分平和なものだ。
…いや、元の世界でもこの二人は、毎日こんなことしてそうだが。
声をかけても良いのだが、もうしばらく様子を見守ってみることにする。
決して盗み聞きじゃないからな。
そんなつもりは全くないから。
ただ、この世界では二人がどんな様子か、確かめたいだけだ。
ジュリスとベリクリーデも、元の世界とは違っているのだろうか。
「苗じゃなくて、種から植えたのか?」
「うん。こんなちっちゃい豆粒みたいなの」
「そうか。一体何の種を植えたんだ?」
「柿の種」
「…そりゃ生えんだろ」
コントみたいなやり取りしてるな。
元の世界のジュリスとベリクリーデを見ているようだ。
「だって、部下の一人が『ベリクリーデ隊長、おやつに柿の種どうぞ』って小袋を一つくれて、食べたら美味しかったから」
と、ベリクリーデは釈明を始めた。
柿の種を土に植えた経緯を話していた。
「これを植えたら、きっともっとたくさん柿の種が出来るんだと思って」
「何でそう思ったんだ…?あれはただのお菓子だ」
美味しいよな。ピーナッツ入ってて。
シルナがよく、チョココーティングされたタイプの柿の種を買ってきてて…。
チョコを食ってんのか、柿の種を食ってんのか、よく分からなかったけど…。
…なんて、こんなこと今思い出しても仕方ないよな。
「全然芽が出ない。水が足りないのかな…?」
「何リットル水をやろうが、最高級の肥料を与えようが、絶対芽は出ないからな」
柿の種だからな。
多分今頃、土の中で腐ってなくなってると思う。
俺は、通りすがりの聖魔騎士団魔導部隊の隊士に尋ね、次に会うべき二人の居場所を尋ねた。
何人かに尋ねて、俺の探している二人は、魔導隊舎の外にある花壇の付近で目撃されたという情報を入手し。
俺は早速、外の花壇に行ってみた。
すると、そこには。
「ジュリスー…。おかしいよ」
「…何がおかしいんだ?ベリクリーデ」
「ちゃんと種を植えたのに、全然芽が出てこないの」
花壇の傍に、探していた二人…ジュリスとベリクリーデ…がしゃがんで座っていた。
ベリクリーデの手には、小さなじょうろとスコップが握られていた。
…どうやら、ガーデニングの真っ最中だったようだ。
聖魔騎士団魔導部隊の大隊長が、真っ昼間からガーデニングを楽しむとは…。
さすが、この世界は随分平和なものだ。
…いや、元の世界でもこの二人は、毎日こんなことしてそうだが。
声をかけても良いのだが、もうしばらく様子を見守ってみることにする。
決して盗み聞きじゃないからな。
そんなつもりは全くないから。
ただ、この世界では二人がどんな様子か、確かめたいだけだ。
ジュリスとベリクリーデも、元の世界とは違っているのだろうか。
「苗じゃなくて、種から植えたのか?」
「うん。こんなちっちゃい豆粒みたいなの」
「そうか。一体何の種を植えたんだ?」
「柿の種」
「…そりゃ生えんだろ」
コントみたいなやり取りしてるな。
元の世界のジュリスとベリクリーデを見ているようだ。
「だって、部下の一人が『ベリクリーデ隊長、おやつに柿の種どうぞ』って小袋を一つくれて、食べたら美味しかったから」
と、ベリクリーデは釈明を始めた。
柿の種を土に植えた経緯を話していた。
「これを植えたら、きっともっとたくさん柿の種が出来るんだと思って」
「何でそう思ったんだ…?あれはただのお菓子だ」
美味しいよな。ピーナッツ入ってて。
シルナがよく、チョココーティングされたタイプの柿の種を買ってきてて…。
チョコを食ってんのか、柿の種を食ってんのか、よく分からなかったけど…。
…なんて、こんなこと今思い出しても仕方ないよな。
「全然芽が出ない。水が足りないのかな…?」
「何リットル水をやろうが、最高級の肥料を与えようが、絶対芽は出ないからな」
柿の種だからな。
多分今頃、土の中で腐ってなくなってると思う。


