エリュティアと無闇に会ったら、次は。
「お前もいい加減、ちょっとは動けっての」
「良いじゃないですか。たまにはゆっくりさせてくださいよ」
「たまにじゃなくて、お前はいつもゆっくりしてるだろ。急いでたことが人生で一回でもあるのか?」
「失礼な。ありますよ二回くらいは」
「少ねーんだよ。二回ごときで威張るな」
という、聞き慣れた声の応酬が聞こえてきた。
この声は…丁度探していた二人。
「キュレム、それにルイーシュ…いるのか?」
「んぁ?おぉ…羽久じゃん」
「羽久さんじゃないですか。暇そうですね」
お前に言われるは思ってなかったよ、ルイーシュ。
確かに今日は休日をもらったけど、でも暇ではないぞ。断じて。
「お前達…今日、任務は?」
二人共私服を着ているようだが、エリュティアや吐月達と違って、二人は任務じゃないのか。
「ない。休みなんだわ」
と、答えるキュレム。
あ、そうなんだ…。
「そう言う羽久は?なんか用事?」
「厄介事はやめてくださいね。動きたくないんで」
「…別に用事はないけど…。…ちょっと顔見に来ただけだよ」
厄介事かどうかは保証しない。残念ながら。
「任務はないって言ってたけど…。なんか揉めてたな。出掛けるところだったのか?」
余計な詮索をされる前に、こちらから質問をすることにした。
「あぁ。ちょっと買い出しにな」
「…買い出し?」
「今日、俺もルイーシュも休みだからさ。うちの家族がルイーシュの家族も招いて、皆でホームパーティーしようって話になったんだ」
元の世界のキュレムとルイーシュが聞いたら、びっくりして後ろに引っ繰り返りそうだな。
まさか、キュレムがこんなに嬉しそうに家族のことを話す日が来るとは。
本当にお前はキュレムなのかと、疑いたくなる。
更に、ルイーシュも。
「つい三ヶ月ほど前の祝日のときも、うちの家族が企画してホームパーティー開いたんですよ。キュレムさん一家を招いて。全く、どんだけホームパーティー好きなんでしょうね」
キュレムもルイーシュも、家族とはほぼ絶縁状態。
家族仲も、とても良好とは言えないと聞いている。
そんな二人の家族が、互いに互いの家族を招いてホームパーティーとは。
元の世界の彼らが聞いたら、俺以上に仰天していたに違いない。
…何もかも、全部逆さまになったみたいだ。
「お前もいい加減、ちょっとは動けっての」
「良いじゃないですか。たまにはゆっくりさせてくださいよ」
「たまにじゃなくて、お前はいつもゆっくりしてるだろ。急いでたことが人生で一回でもあるのか?」
「失礼な。ありますよ二回くらいは」
「少ねーんだよ。二回ごときで威張るな」
という、聞き慣れた声の応酬が聞こえてきた。
この声は…丁度探していた二人。
「キュレム、それにルイーシュ…いるのか?」
「んぁ?おぉ…羽久じゃん」
「羽久さんじゃないですか。暇そうですね」
お前に言われるは思ってなかったよ、ルイーシュ。
確かに今日は休日をもらったけど、でも暇ではないぞ。断じて。
「お前達…今日、任務は?」
二人共私服を着ているようだが、エリュティアや吐月達と違って、二人は任務じゃないのか。
「ない。休みなんだわ」
と、答えるキュレム。
あ、そうなんだ…。
「そう言う羽久は?なんか用事?」
「厄介事はやめてくださいね。動きたくないんで」
「…別に用事はないけど…。…ちょっと顔見に来ただけだよ」
厄介事かどうかは保証しない。残念ながら。
「任務はないって言ってたけど…。なんか揉めてたな。出掛けるところだったのか?」
余計な詮索をされる前に、こちらから質問をすることにした。
「あぁ。ちょっと買い出しにな」
「…買い出し?」
「今日、俺もルイーシュも休みだからさ。うちの家族がルイーシュの家族も招いて、皆でホームパーティーしようって話になったんだ」
元の世界のキュレムとルイーシュが聞いたら、びっくりして後ろに引っ繰り返りそうだな。
まさか、キュレムがこんなに嬉しそうに家族のことを話す日が来るとは。
本当にお前はキュレムなのかと、疑いたくなる。
更に、ルイーシュも。
「つい三ヶ月ほど前の祝日のときも、うちの家族が企画してホームパーティー開いたんですよ。キュレムさん一家を招いて。全く、どんだけホームパーティー好きなんでしょうね」
キュレムもルイーシュも、家族とはほぼ絶縁状態。
家族仲も、とても良好とは言えないと聞いている。
そんな二人の家族が、互いに互いの家族を招いてホームパーティーとは。
元の世界の彼らが聞いたら、俺以上に仰天していたに違いない。
…何もかも、全部逆さまになったみたいだ。


