しかし、シュニィ達の反応は。
「…決闘…って、何のことですか?」
シュニィは、不思議そうに首を傾げ。
「前時代的だね。決闘…一体何の話?」
「寝言は寝てから言ってもらえますか。誰と誰が決闘をするって?」
天音とイレースも、決闘のことなんて何も知らない様子。
嘘だろ…。さっきまで、ずっと一緒に…。
「ほら、ミナミノ共和国でさ…!アーリヤット皇国のナツキ様と決闘してただろ?一回戦はベリクリーデで、二回戦はマシュリが…!」
「ミナミノ共和国…?」
「アーリヤット皇国と決闘って…。本当に、一体何の話してるの?」
忘れてしまったって言うのか。
ずっと、あんなに…死闘を繰り広げていたじゃないか。
「戦争寸前まで行ったじゃないか…!港を包囲されて、最後通牒出されて…戦争を回避する為に、シルナが決闘を提案して…」
「…えぇと、ごめんなさい…。さっきから羽久さんがおっしゃっていることが、全然分からないんです」
と、シュニィは困ったような表情で言った。
「それに…アーリヤット皇国と決闘って、どういうことなんですか?戦争って…?…彼の国とルーデュニア聖王国は、昔からとても親密な関係じゃないですか」
…は?
親密?一方的に港に押し寄せて、大砲向けてきてる連中と?
「最近では…フユリ女王陛下の兄上である、ナツキ様がアーリヤット皇国の皇王になられてからは、特に親しくしているじゃありませんか。国家間の垣根を超えて、本当に仲良く…」
「はぁ…!?」
フユリ様とナツキ様の仲が良い?
ルーデュニア聖王国が、アーリヤット皇国と親しく親交している?
有り得ない。
ナツキ様は、フユリ様の話し合いの要請を散々無視して…。一方的に喧嘩吹っかけてきて…。
それに、何より…。
「条約…そう、条約は…!?」
「条約?…あぁ、最近行われたサミットで、アーリヤット皇国が発表した新しい世界条約のことですか?」
「そう、それだよ!あれを巡って、フユリ様とナツキ様が対立して…」
「え?何故対立するようなことに…?フユリ様も、積極的に条約締結に向けて、ナツキ様にご協力なさっていると聞いていますが…」
「…!?」
…本気、なのか?
まさかフユリ様は、世界魔導師保護条約とかいう、ナツキ様が考えた非人道的な条約に賛同して…。
心変わりでもしたって言うのか?
まさか、そんな。あの方に限ってそんなはず。
「分かってるのか…!?あんな条約が本当に締結されたら、世界で魔導師がどんな風に扱われるようになるか…」
俺達魔導師は便利な道具として、国の為に金で貸し借りされることになるんだぞ。
そんな非人道的な条約は絶対に許せないって、フユリ様だってそう言って…。
「えぇ…?良いじゃありませんか。だって、この条約が世界で可決されれば、反魔導師国家で虐げられている魔導師が保護され、権利を保証されることになるんですよ」
「はっ…?」
首を傾げたシュニィの説明に、俺は思わず耳を疑った。
「…決闘…って、何のことですか?」
シュニィは、不思議そうに首を傾げ。
「前時代的だね。決闘…一体何の話?」
「寝言は寝てから言ってもらえますか。誰と誰が決闘をするって?」
天音とイレースも、決闘のことなんて何も知らない様子。
嘘だろ…。さっきまで、ずっと一緒に…。
「ほら、ミナミノ共和国でさ…!アーリヤット皇国のナツキ様と決闘してただろ?一回戦はベリクリーデで、二回戦はマシュリが…!」
「ミナミノ共和国…?」
「アーリヤット皇国と決闘って…。本当に、一体何の話してるの?」
忘れてしまったって言うのか。
ずっと、あんなに…死闘を繰り広げていたじゃないか。
「戦争寸前まで行ったじゃないか…!港を包囲されて、最後通牒出されて…戦争を回避する為に、シルナが決闘を提案して…」
「…えぇと、ごめんなさい…。さっきから羽久さんがおっしゃっていることが、全然分からないんです」
と、シュニィは困ったような表情で言った。
「それに…アーリヤット皇国と決闘って、どういうことなんですか?戦争って…?…彼の国とルーデュニア聖王国は、昔からとても親密な関係じゃないですか」
…は?
親密?一方的に港に押し寄せて、大砲向けてきてる連中と?
「最近では…フユリ女王陛下の兄上である、ナツキ様がアーリヤット皇国の皇王になられてからは、特に親しくしているじゃありませんか。国家間の垣根を超えて、本当に仲良く…」
「はぁ…!?」
フユリ様とナツキ様の仲が良い?
ルーデュニア聖王国が、アーリヤット皇国と親しく親交している?
有り得ない。
ナツキ様は、フユリ様の話し合いの要請を散々無視して…。一方的に喧嘩吹っかけてきて…。
それに、何より…。
「条約…そう、条約は…!?」
「条約?…あぁ、最近行われたサミットで、アーリヤット皇国が発表した新しい世界条約のことですか?」
「そう、それだよ!あれを巡って、フユリ様とナツキ様が対立して…」
「え?何故対立するようなことに…?フユリ様も、積極的に条約締結に向けて、ナツキ様にご協力なさっていると聞いていますが…」
「…!?」
…本気、なのか?
まさかフユリ様は、世界魔導師保護条約とかいう、ナツキ様が考えた非人道的な条約に賛同して…。
心変わりでもしたって言うのか?
まさか、そんな。あの方に限ってそんなはず。
「分かってるのか…!?あんな条約が本当に締結されたら、世界で魔導師がどんな風に扱われるようになるか…」
俺達魔導師は便利な道具として、国の為に金で貸し借りされることになるんだぞ。
そんな非人道的な条約は絶対に許せないって、フユリ様だってそう言って…。
「えぇ…?良いじゃありませんか。だって、この条約が世界で可決されれば、反魔導師国家で虐げられている魔導師が保護され、権利を保証されることになるんですよ」
「はっ…?」
首を傾げたシュニィの説明に、俺は思わず耳を疑った。


