「俺は『HOME』に所属してはいるけど、皇王の命令は聞かないよ。面白ければやってみるけど、面白くないなら何もしない」
…適当過ぎる。
規律もクソもない。
でも…だからこそナツキ様は、ルディシアに声をかけたのだろう。
ルディシアの興味を引くことが出来れば、ナツキ様は自分の手を汚すことなく、ルーデュニア聖王国を攻撃出来る。
もし万が一何かあったとしても、「皇王の命令ではなく、ルディシアの独断である」と言い訳することも出来る。
しっかり予防線を張ってから、行動に移した訳だ。
ルディシアの性格的に、興味をそそるようなことを言えば、ルディシアが勝手に動いてくれる。
そう踏んだからこそ、ルディシアに話を持ちかけた。
面白がったルディシアが、暇潰しがてらにイーニシュフェルト魔導学院を攻撃することを期待して…。
…こういうところを見るに、やはりナツキ様は馬鹿ではない。
むしろ、一端の策略家じゃないか。
自分の手は一切汚さずに、ルーデュニア聖王国に手出しするとは…。
万が一、ルディシアが捕まったとしても。
ナツキ様にとっては、忠誠心の薄い、扱いづらい部下を一人失っただけだ。
特に痛くも痒くもない。
そこまで計算して、今回の件を実行したのだろう。
…危うい人だ。
ルディシアはそれを理解しているのかいないのか、あっけらかんとして言った。
「その大魔導師は、口から火を噴いたり目からビームを出したりするんだって。あれって本当?」
「…だってよ、シルナ。目からビーム出せ」
「えっ、ちょ…それは無理…」
…ナツキ様よ。
ルディシアを焚き付ける為とはいえ…ちょっと噂の誇張が過ぎるぞ。
…適当過ぎる。
規律もクソもない。
でも…だからこそナツキ様は、ルディシアに声をかけたのだろう。
ルディシアの興味を引くことが出来れば、ナツキ様は自分の手を汚すことなく、ルーデュニア聖王国を攻撃出来る。
もし万が一何かあったとしても、「皇王の命令ではなく、ルディシアの独断である」と言い訳することも出来る。
しっかり予防線を張ってから、行動に移した訳だ。
ルディシアの性格的に、興味をそそるようなことを言えば、ルディシアが勝手に動いてくれる。
そう踏んだからこそ、ルディシアに話を持ちかけた。
面白がったルディシアが、暇潰しがてらにイーニシュフェルト魔導学院を攻撃することを期待して…。
…こういうところを見るに、やはりナツキ様は馬鹿ではない。
むしろ、一端の策略家じゃないか。
自分の手は一切汚さずに、ルーデュニア聖王国に手出しするとは…。
万が一、ルディシアが捕まったとしても。
ナツキ様にとっては、忠誠心の薄い、扱いづらい部下を一人失っただけだ。
特に痛くも痒くもない。
そこまで計算して、今回の件を実行したのだろう。
…危うい人だ。
ルディシアはそれを理解しているのかいないのか、あっけらかんとして言った。
「その大魔導師は、口から火を噴いたり目からビームを出したりするんだって。あれって本当?」
「…だってよ、シルナ。目からビーム出せ」
「えっ、ちょ…それは無理…」
…ナツキ様よ。
ルディシアを焚き付ける為とはいえ…ちょっと噂の誇張が過ぎるぞ。


