―――――…えぇっと。
…目の前が怒涛の展開続きで、頭の中の整理がつかないんだけど。
…終わった、ってことで良いんだよ…な?
「ま…マシュリ?」
いつもの、人間の姿に戻ったマシュリに声をかけた。
「うん」
「マシュリ…何だよな?」
「そうだよ」
…マシュリらしい。
さっきの姿は何なんだとか、何で竜になれたんだとか、色々と聞きたいことはあるが…。
「…身体、毒…大丈夫か?」
出てきた言葉は、これだけだった。
「…気になるのは、それなの?」
「だって…苦しそうだったから…」
人間だったら即死するレベルの毒なんだろ?
今のマシュリは、けろっとしてるように見えるけど。
身体の中には、まだ毒が残ってるかもしれないじゃないか。
解毒の必要はないのだろうか。
「大丈夫だよ。もう身体の中に毒は残ってない」
「本当に…?大丈夫なのか?」
「うん。平気」
…あ、そう。
じゃあ…まぁ、いっか。
いつの間にか、腕の噛み傷も完治してるようだし…。
怪我がないならそれで良し。
しかも、よく考えたら、これ。
「…あれ?決闘…俺達の勝ちじゃね?」
もしかして、いやもしかしなくても。
改造オルトロスを撃退し、イルネを戦意喪失に追い込んだのだから。
戦闘不能って、戦意喪失も含まれるだろ?
この絶望的に不利な決闘で、まさかストレート勝利を収めるとは。
やはり正義が勝つように出来てるんだな、世の中って。
ざまぁないぜ、ナツキ様。
さぞや悔しそうな顔で地団駄踏んでるだろうと思って、ナツキ様の方を向いたが。
そこで、審判のマミナ・ミニアルが、とんでもないことを口にした。
「勝者、アーリヤット皇国代表、イルネ・メルクリアス」
は…。
…はぁっ!?
俺は、思わず耳を疑った。
…目の前が怒涛の展開続きで、頭の中の整理がつかないんだけど。
…終わった、ってことで良いんだよ…な?
「ま…マシュリ?」
いつもの、人間の姿に戻ったマシュリに声をかけた。
「うん」
「マシュリ…何だよな?」
「そうだよ」
…マシュリらしい。
さっきの姿は何なんだとか、何で竜になれたんだとか、色々と聞きたいことはあるが…。
「…身体、毒…大丈夫か?」
出てきた言葉は、これだけだった。
「…気になるのは、それなの?」
「だって…苦しそうだったから…」
人間だったら即死するレベルの毒なんだろ?
今のマシュリは、けろっとしてるように見えるけど。
身体の中には、まだ毒が残ってるかもしれないじゃないか。
解毒の必要はないのだろうか。
「大丈夫だよ。もう身体の中に毒は残ってない」
「本当に…?大丈夫なのか?」
「うん。平気」
…あ、そう。
じゃあ…まぁ、いっか。
いつの間にか、腕の噛み傷も完治してるようだし…。
怪我がないならそれで良し。
しかも、よく考えたら、これ。
「…あれ?決闘…俺達の勝ちじゃね?」
もしかして、いやもしかしなくても。
改造オルトロスを撃退し、イルネを戦意喪失に追い込んだのだから。
戦闘不能って、戦意喪失も含まれるだろ?
この絶望的に不利な決闘で、まさかストレート勝利を収めるとは。
やはり正義が勝つように出来てるんだな、世の中って。
ざまぁないぜ、ナツキ様。
さぞや悔しそうな顔で地団駄踏んでるだろうと思って、ナツキ様の方を向いたが。
そこで、審判のマミナ・ミニアルが、とんでもないことを口にした。
「勝者、アーリヤット皇国代表、イルネ・メルクリアス」
は…。
…はぁっ!?
俺は、思わず耳を疑った。


