バーサーカーの話を聞いただけでも、充分恐ろしかったのだが。
「それより僕は、マッドサイエンティストの方が気になるな」
…ただでさえヤバそうなバーサーカーの話の次に。
今度はまた、更に不穏な言葉がマシュリの口から飛び出してきた。
バーサーカーより気になるマッドサイエンティストって、何だよ。
更に危険そうな匂いがする。怖い。
「マシュリ…。そのマッドサイエンティストっていうのは…?」
マッドなサイエンティストなんだろう?
何がどうマッドなのか教えてくれ。
「魔術や呪術に関する、怪しげな研究をしてる科学者だって聞いたよ」
ふーん、成程。
俺、その人に会ったことないけど、絶対友達にはなれないと思うよ。
危険過ぎて、お近づきになりたくない。
敵に回しちゃ駄目なタイプ。
何なら、味方にしてもおっかなくて、不安になるタイプ。
「で、でも科学者なんでしょ…?研究をしてるってだけで、戦う方は専門じゃないかも…」
おっ、天音が良いことを聞いた。
そうだよ。さっきのバーサーカーと違って、マッドサイエンティストは所詮、ただの研究者なんだろ?
頭は良いけど、戦闘になるとてんで駄目なんじゃないの?
頭良い研究者タイプは、賢い代わりに身体は非力だって相場が決まっている。
…はずなのだが。
「『HOME』でも、一二を争う実力だって聞いてる」
頭も良くて、身体も動かせるマッドサイエンティストとは。
嘘だろ…。頭良い奴は、運動神経は大したことないってのが相場だろ…?
「バーサーカー…。マッドサイエンティスト…。…その事前情報だけで、もうお腹いっぱいだな」
「それだけじゃないよ。ナツキ皇王は、犯罪者だろうと貧民出身だろうと、国籍が違ったとしても、実力があれば誰でも『HOME』にスカウトするから」
「実に多種多様な…多国籍軍と言ったとところか」
ネクロマンサーのルディシアや、人間とケルベロスのハーフであるマシュリさえ、スカウトするくらいだもんな。
そりゃバーサーカーでもマッドサイエンティストでも、実力さえあれば、誰でもウェルカムなんだろう。
その代わり、忠誠心は薄そうだけだな。
ただ使えそうな人間だけ、かき集めてきましたって感じで…。
「他にも、シャーマンとか魔導砲士とか、魔導剣士もいるし…」
「マジかよ…。ただの魔導師じゃねぇの…?」
「ただの魔導師程度じゃ、『HOME』には滅多に入れないから。『HOME』所属の軍属魔導師は、何か特別な能力を持っている人が多いよ」
「…成程…」
問題は、その特別な能力とやらが、俺達には分からないってことだな。
こればかりは、対戦相手の様子を窺って、戦いながら推測するしかない。
対するアーリヤット皇国側は、ヴァルシーナを通して、ある程度俺達が得意としている魔法を把握してるんだから。
やっぱり不公平だよなぁ?
「それより僕は、マッドサイエンティストの方が気になるな」
…ただでさえヤバそうなバーサーカーの話の次に。
今度はまた、更に不穏な言葉がマシュリの口から飛び出してきた。
バーサーカーより気になるマッドサイエンティストって、何だよ。
更に危険そうな匂いがする。怖い。
「マシュリ…。そのマッドサイエンティストっていうのは…?」
マッドなサイエンティストなんだろう?
何がどうマッドなのか教えてくれ。
「魔術や呪術に関する、怪しげな研究をしてる科学者だって聞いたよ」
ふーん、成程。
俺、その人に会ったことないけど、絶対友達にはなれないと思うよ。
危険過ぎて、お近づきになりたくない。
敵に回しちゃ駄目なタイプ。
何なら、味方にしてもおっかなくて、不安になるタイプ。
「で、でも科学者なんでしょ…?研究をしてるってだけで、戦う方は専門じゃないかも…」
おっ、天音が良いことを聞いた。
そうだよ。さっきのバーサーカーと違って、マッドサイエンティストは所詮、ただの研究者なんだろ?
頭は良いけど、戦闘になるとてんで駄目なんじゃないの?
頭良い研究者タイプは、賢い代わりに身体は非力だって相場が決まっている。
…はずなのだが。
「『HOME』でも、一二を争う実力だって聞いてる」
頭も良くて、身体も動かせるマッドサイエンティストとは。
嘘だろ…。頭良い奴は、運動神経は大したことないってのが相場だろ…?
「バーサーカー…。マッドサイエンティスト…。…その事前情報だけで、もうお腹いっぱいだな」
「それだけじゃないよ。ナツキ皇王は、犯罪者だろうと貧民出身だろうと、国籍が違ったとしても、実力があれば誰でも『HOME』にスカウトするから」
「実に多種多様な…多国籍軍と言ったとところか」
ネクロマンサーのルディシアや、人間とケルベロスのハーフであるマシュリさえ、スカウトするくらいだもんな。
そりゃバーサーカーでもマッドサイエンティストでも、実力さえあれば、誰でもウェルカムなんだろう。
その代わり、忠誠心は薄そうだけだな。
ただ使えそうな人間だけ、かき集めてきましたって感じで…。
「他にも、シャーマンとか魔導砲士とか、魔導剣士もいるし…」
「マジかよ…。ただの魔導師じゃねぇの…?」
「ただの魔導師程度じゃ、『HOME』には滅多に入れないから。『HOME』所属の軍属魔導師は、何か特別な能力を持っている人が多いよ」
「…成程…」
問題は、その特別な能力とやらが、俺達には分からないってことだな。
こればかりは、対戦相手の様子を窺って、戦いながら推測するしかない。
対するアーリヤット皇国側は、ヴァルシーナを通して、ある程度俺達が得意としている魔法を把握してるんだから。
やっぱり不公平だよなぁ?


