結局その夜は、眠ったのか眠ってないのか、よく分からない状態で。
うつらうつらしてる間に、夜が明けて朝になった。
「おはよう、羽久…。眠れた?」
「いや…寝た気がしねぇけど。おはよう…」
熟睡には程遠かったよ。
全く眠れなかった訳でもないんだけどな。
その一方で。
「…zzz…」
ベリクリーデは、だらしなく寝乱れたパジャマ姿で、枕を抱きしめたまま爆睡していた。
…この状況で、これほどぐっすり眠れるとは。
すげー胆力。
「…俺はベリクリーデを尊敬するよ」
「いや、尊敬しなくて良い。こいつはただ、状況を理解してないだけだから」
俺の呟きを聞きつけたジュリスが、すかさずそう言った。
あ…そうなのか…。
「おい、起きろベリクリーデ!ミーティングするぞ!」
「むにゃむにゃ…。じゅりす〜、そこはだめ〜…みんなの前で…」
「どういう夢を見てるんだよ。誤解を招く寝言やめろ!」
ジュリスは、ベシッ、とベリクリーデの脳天をはたいていた。
…まぁ、ベリクリーデのことはジュリスに任せるとして…。
「おはよう、吐月…。眠れたか?」
「微妙だな…。正直、あまり寝た気がしない」
吐月も俺と同じく、熟睡出来なかったらしい。
それが普通だよなぁ。
しかし。
「僕はいつも通り、精神世界の中でリリスとイチャイチャしてきましたよ」
「寝ていようが喚いていようが、朝は平等に来ますからね。緊張している時間が惜しいというものです」
「僕はどんな状況でも眠れるよ」
「暗殺者時代は、三徹くらいは当たり前だったもんねー。寝られるときに寝ないと」
ナジュ、イレース、令月、すぐりの順で、四人共平然としていた。
誰もがお前らみたいに、鋼の心臓を持ってる訳じゃないんだよ。
控え組は熟睡出来ても、代表組の俺には無理だ。
すると、そこに。
「ふぁぁ…。おはよ…」
キュレムがあくびをしながら、ルイーシュを引き連れてやって来た。
「おはよ。お前達は眠れたか?」
「あぁ、うん。俺は緊張して眠れなかったんだけどさ、横でルイーシュが爆睡してるもんだから、なんか馬鹿馬鹿しくなって。気づいたら寝てたわ」
そうか。羨ましいな。
眠れなかった俺のメンタルが弱いみたいじゃないか。
違うから。こいつらが心臓に毫毛生えてるだけだよ。
うつらうつらしてる間に、夜が明けて朝になった。
「おはよう、羽久…。眠れた?」
「いや…寝た気がしねぇけど。おはよう…」
熟睡には程遠かったよ。
全く眠れなかった訳でもないんだけどな。
その一方で。
「…zzz…」
ベリクリーデは、だらしなく寝乱れたパジャマ姿で、枕を抱きしめたまま爆睡していた。
…この状況で、これほどぐっすり眠れるとは。
すげー胆力。
「…俺はベリクリーデを尊敬するよ」
「いや、尊敬しなくて良い。こいつはただ、状況を理解してないだけだから」
俺の呟きを聞きつけたジュリスが、すかさずそう言った。
あ…そうなのか…。
「おい、起きろベリクリーデ!ミーティングするぞ!」
「むにゃむにゃ…。じゅりす〜、そこはだめ〜…みんなの前で…」
「どういう夢を見てるんだよ。誤解を招く寝言やめろ!」
ジュリスは、ベシッ、とベリクリーデの脳天をはたいていた。
…まぁ、ベリクリーデのことはジュリスに任せるとして…。
「おはよう、吐月…。眠れたか?」
「微妙だな…。正直、あまり寝た気がしない」
吐月も俺と同じく、熟睡出来なかったらしい。
それが普通だよなぁ。
しかし。
「僕はいつも通り、精神世界の中でリリスとイチャイチャしてきましたよ」
「寝ていようが喚いていようが、朝は平等に来ますからね。緊張している時間が惜しいというものです」
「僕はどんな状況でも眠れるよ」
「暗殺者時代は、三徹くらいは当たり前だったもんねー。寝られるときに寝ないと」
ナジュ、イレース、令月、すぐりの順で、四人共平然としていた。
誰もがお前らみたいに、鋼の心臓を持ってる訳じゃないんだよ。
控え組は熟睡出来ても、代表組の俺には無理だ。
すると、そこに。
「ふぁぁ…。おはよ…」
キュレムがあくびをしながら、ルイーシュを引き連れてやって来た。
「おはよ。お前達は眠れたか?」
「あぁ、うん。俺は緊張して眠れなかったんだけどさ、横でルイーシュが爆睡してるもんだから、なんか馬鹿馬鹿しくなって。気づいたら寝てたわ」
そうか。羨ましいな。
眠れなかった俺のメンタルが弱いみたいじゃないか。
違うから。こいつらが心臓に毫毛生えてるだけだよ。


