「そうか…。じゃ、安心して寝る…。…のは、やっぱり無理そうだな…」
とても眠れる気がしない。
このまま朝まで、ずーっと悶々色んなことを考えてしまいそうだ。
それなのに。
「ふわぁ…。ジュリス、眠いー」
「…お前はこんなときでも、脳天気な奴だな…」
ベリクリーデは眠そうにあくびをして、こっくりこっくり船を漕いでいた。
羨ましいよ。俺もそんな風に、堂々と構えていられれば良いのに。
「考えても仕方ないことは、考えない方が良いよ。時間の無駄だから」
「そーそー。最悪ルーデュニア聖王国が負けたとしたって、俺達の命が奪われる訳じゃないし。どーにでもなれくらいに思ってたらいーよ」
決闘に参加しない元暗殺者組が、そう言って励ましてくれたが。
それは励ましにはなってないぞ。
どうにでもなったら駄目だろ。
「あのな…。もっと真面目に考えろよ」
「真面目に考えたら、何か状況が好転するの?」
しないけど。
「それより、さっさと寝た方が良いよ。睡眠薬が嫌なら、峰打ちしようか?」
「…遠慮しとくよ」
それはそれで永眠しそうなんだって。やめろ。
「えっと…。それじゃあ、リラックス効果のある回復魔法でもかけようか?」
天音がそう申し出た。
それだ。
「天音…。俺は今、お前がいて良かったと切実に思ってるよ…」
「そ、そんな大袈裟な…。…緊張するのは分かるけど、あんまり力を入れ過ぎると実力を発揮出来なくなるから。適度にリラックスしてね」
ありがとう、天音。
お前の存在が、現状唯一の癒やしだよ。
天音がリラックス効果のある回復魔法をかけてくれたお陰で、何とか熟睡…、
…は出来ないにしても、ある程度肩の力は抜けそうだ。
とても眠れる気がしない。
このまま朝まで、ずーっと悶々色んなことを考えてしまいそうだ。
それなのに。
「ふわぁ…。ジュリス、眠いー」
「…お前はこんなときでも、脳天気な奴だな…」
ベリクリーデは眠そうにあくびをして、こっくりこっくり船を漕いでいた。
羨ましいよ。俺もそんな風に、堂々と構えていられれば良いのに。
「考えても仕方ないことは、考えない方が良いよ。時間の無駄だから」
「そーそー。最悪ルーデュニア聖王国が負けたとしたって、俺達の命が奪われる訳じゃないし。どーにでもなれくらいに思ってたらいーよ」
決闘に参加しない元暗殺者組が、そう言って励ましてくれたが。
それは励ましにはなってないぞ。
どうにでもなったら駄目だろ。
「あのな…。もっと真面目に考えろよ」
「真面目に考えたら、何か状況が好転するの?」
しないけど。
「それより、さっさと寝た方が良いよ。睡眠薬が嫌なら、峰打ちしようか?」
「…遠慮しとくよ」
それはそれで永眠しそうなんだって。やめろ。
「えっと…。それじゃあ、リラックス効果のある回復魔法でもかけようか?」
天音がそう申し出た。
それだ。
「天音…。俺は今、お前がいて良かったと切実に思ってるよ…」
「そ、そんな大袈裟な…。…緊張するのは分かるけど、あんまり力を入れ過ぎると実力を発揮出来なくなるから。適度にリラックスしてね」
ありがとう、天音。
お前の存在が、現状唯一の癒やしだよ。
天音がリラックス効果のある回復魔法をかけてくれたお陰で、何とか熟睡…、
…は出来ないにしても、ある程度肩の力は抜けそうだ。


