決闘が行われる、前日の夜。
俺達ルーデュニア聖王国代表団は、ミナミノ共和国側が提供してくれたホテルの一室に集まっていた。
現在部屋の中に集まっているのは、十人の代表メンバーに加えて、補欠兼応援団として。
令月、すぐり、ナジュ、イレースの四人も一緒に来ている。
令月とすぐりは留守番してて欲しかったのだが、こうなったら最後まで付き合うよ、と言ってついてきた。
多分、あわよくば自分が代表になっても良いとか思ってるんだろう。
そうはさせないからな。
「今から、既に緊張するな…」
明日の今頃には、もう決闘終わってるんだぜ。
とても想像出来ない。
「明日の為に、ミーティングとかしておくべきだろうか?」
と、吐月が提案した。
ミーティングか…。ぶっちゃけ今更何を話し合ったところで、どうしようもない気がするが…。
気休めでも、何も心の準備をしないよりはマシか?
しかし。
「いや…。ミーティングは明日の朝にして、今夜はゆっくり寝て、体調を整えた方が良いと思う」
天音がそう答えた。
さすが、イーニシュフェルト魔導学院の保健室の先生。
「ゆっくり寝るって言っても…。緊張して眠れる気がしないよ、俺は」
「眠れないの?良かったら、睡眠薬でも飲む?『アメノミコト』で使ってるものだけど」
ありがとう、令月。その気持ちは嬉しいが。
「遠慮しとくよ…」
『アメノミコト』印の睡眠薬なんて、うっかり永眠しそうで怖いからな。
「明日のことはさておき、まずは今夜の心配をするべきなのでは?」
と、ルイーシュが言った。
「今夜?」
「だって、ミナミノ共和国はアーリヤット皇国側に与してるんでしょう?決闘の前に、このホテルを爆破されるんじゃないですか?」
恐ろしいことを言うなよ。
有り得なくはないのが、余計恐ろしい。
「それはさすがに…。スポーツマンシップに反しまくってるだろ…」
「これから生死を賭けた戦いをしようっていうのに、スポーツマンシップを期待する方が間違ってますよ」
正論だな。
さすがに、寝ている間に爆破は勘弁して欲しいよ。
すると。
「爆発物の匂いはしないから、ホテルごと爆破される心配はないと思うよ」
人間形態のマシュリが、持ち前の鼻の良さを発揮。
そうか。それならひとまず、爆破される心配はないな。
更に。
「死体に周囲を探らせたけど…。ホテルの周りに伏兵とかもいなさそうだね」
と、嬉しい報告をしてくれるルディシア。
夜なのを良いことに、早速現地のゾンビ軍団を使役して、ホテルの周りをパトロールしてくれたらしい。
幸い、無事に朝を迎えることは出来そうだな。
俺達ルーデュニア聖王国代表団は、ミナミノ共和国側が提供してくれたホテルの一室に集まっていた。
現在部屋の中に集まっているのは、十人の代表メンバーに加えて、補欠兼応援団として。
令月、すぐり、ナジュ、イレースの四人も一緒に来ている。
令月とすぐりは留守番してて欲しかったのだが、こうなったら最後まで付き合うよ、と言ってついてきた。
多分、あわよくば自分が代表になっても良いとか思ってるんだろう。
そうはさせないからな。
「今から、既に緊張するな…」
明日の今頃には、もう決闘終わってるんだぜ。
とても想像出来ない。
「明日の為に、ミーティングとかしておくべきだろうか?」
と、吐月が提案した。
ミーティングか…。ぶっちゃけ今更何を話し合ったところで、どうしようもない気がするが…。
気休めでも、何も心の準備をしないよりはマシか?
しかし。
「いや…。ミーティングは明日の朝にして、今夜はゆっくり寝て、体調を整えた方が良いと思う」
天音がそう答えた。
さすが、イーニシュフェルト魔導学院の保健室の先生。
「ゆっくり寝るって言っても…。緊張して眠れる気がしないよ、俺は」
「眠れないの?良かったら、睡眠薬でも飲む?『アメノミコト』で使ってるものだけど」
ありがとう、令月。その気持ちは嬉しいが。
「遠慮しとくよ…」
『アメノミコト』印の睡眠薬なんて、うっかり永眠しそうで怖いからな。
「明日のことはさておき、まずは今夜の心配をするべきなのでは?」
と、ルイーシュが言った。
「今夜?」
「だって、ミナミノ共和国はアーリヤット皇国側に与してるんでしょう?決闘の前に、このホテルを爆破されるんじゃないですか?」
恐ろしいことを言うなよ。
有り得なくはないのが、余計恐ろしい。
「それはさすがに…。スポーツマンシップに反しまくってるだろ…」
「これから生死を賭けた戦いをしようっていうのに、スポーツマンシップを期待する方が間違ってますよ」
正論だな。
さすがに、寝ている間に爆破は勘弁して欲しいよ。
すると。
「爆発物の匂いはしないから、ホテルごと爆破される心配はないと思うよ」
人間形態のマシュリが、持ち前の鼻の良さを発揮。
そうか。それならひとまず、爆破される心配はないな。
更に。
「死体に周囲を探らせたけど…。ホテルの周りに伏兵とかもいなさそうだね」
と、嬉しい報告をしてくれるルディシア。
夜なのを良いことに、早速現地のゾンビ軍団を使役して、ホテルの周りをパトロールしてくれたらしい。
幸い、無事に朝を迎えることは出来そうだな。


