…そして、ナツキ様から手紙が届いた二日後。
俺とシルナは、揃ってナンセイ民主共和国行きの船に乗り込んだ。
忙しかったんだぞ、この二日間。
ナツキ様から手紙が届いたことを、フユリ様やシュニィや、各方面に秘密裏に報告し。
フユリ様もシュニィも驚いて、そして両者共に同じことをした。
シルナを説得して、ナンセイ民主共和国行きを止めようとしたのだ。
その気持ちは分かる。
フユリ様のとき、あんなことがあったばかりなのだ。
罠を疑うのは当然だ。
シュニィは、特に強く引き留めた。
「あなたに何かあったら、このルーデュニア聖王国はどうなるんですか」とまで言った。
しかし、シルナの決意は固かった。
シルナがあまりに頑固者…いや、頑なな態度を崩さないのを見て、ついにはシュニィも折れた。
くれぐれも気をつけるようにと、何度も何度も言い含めて…最後には背中を押すようにして、送り出してくれたよ。
本当ごめんな、シュニィ。
フユリ様も似たようなもので、最初は兄が自分ではなく、シルナに手紙を出したことを知ってショックを受けていた。
そりゃそうだ。
自分の申し出は総スルーなのに、シルナには会いたいと手紙を出してくるんだから。
ナツキ様の意図を測りかねて、危険だと警告するのも当然だ。
でも、やっぱりシルナの決意は固くて。
フユリ様も、結局は折れて、俺達を送り出してくれた。
それどころか、「万が一のことが起きたとき、もし何か私に出来ることがあれば、何でもします」とまで言ってくれた。
有り難い申し出だ。
俺達は自分達の意志で、自己責任でナンセイ民主共和国に行くのだから。
万が一のことが起きても、自分達だけで何とかするつもりだった。
でも、やっぱり助けてくれる人がいるというのは、それだけで有り難いものだ。
心強い。
まぁ、基本的には自分達で何とかするつもりだけどな。
何とか…出来るはずだ。シルナと一緒なら。
向かう先のナンセイ民主共和国で、何が待っているのか分からないけど。
一人じゃないなら、どうにも出来るだろう。きっと。
そう信じて、見送りに来てくれた天音やナジュ達に手を振り。
俺とシルナは、ナンセイ民主共和国に向かう航海に出たのだった。
俺とシルナは、揃ってナンセイ民主共和国行きの船に乗り込んだ。
忙しかったんだぞ、この二日間。
ナツキ様から手紙が届いたことを、フユリ様やシュニィや、各方面に秘密裏に報告し。
フユリ様もシュニィも驚いて、そして両者共に同じことをした。
シルナを説得して、ナンセイ民主共和国行きを止めようとしたのだ。
その気持ちは分かる。
フユリ様のとき、あんなことがあったばかりなのだ。
罠を疑うのは当然だ。
シュニィは、特に強く引き留めた。
「あなたに何かあったら、このルーデュニア聖王国はどうなるんですか」とまで言った。
しかし、シルナの決意は固かった。
シルナがあまりに頑固者…いや、頑なな態度を崩さないのを見て、ついにはシュニィも折れた。
くれぐれも気をつけるようにと、何度も何度も言い含めて…最後には背中を押すようにして、送り出してくれたよ。
本当ごめんな、シュニィ。
フユリ様も似たようなもので、最初は兄が自分ではなく、シルナに手紙を出したことを知ってショックを受けていた。
そりゃそうだ。
自分の申し出は総スルーなのに、シルナには会いたいと手紙を出してくるんだから。
ナツキ様の意図を測りかねて、危険だと警告するのも当然だ。
でも、やっぱりシルナの決意は固くて。
フユリ様も、結局は折れて、俺達を送り出してくれた。
それどころか、「万が一のことが起きたとき、もし何か私に出来ることがあれば、何でもします」とまで言ってくれた。
有り難い申し出だ。
俺達は自分達の意志で、自己責任でナンセイ民主共和国に行くのだから。
万が一のことが起きても、自分達だけで何とかするつもりだった。
でも、やっぱり助けてくれる人がいるというのは、それだけで有り難いものだ。
心強い。
まぁ、基本的には自分達で何とかするつもりだけどな。
何とか…出来るはずだ。シルナと一緒なら。
向かう先のナンセイ民主共和国で、何が待っているのか分からないけど。
一人じゃないなら、どうにも出来るだろう。きっと。
そう信じて、見送りに来てくれた天音やナジュ達に手を振り。
俺とシルナは、ナンセイ民主共和国に向かう航海に出たのだった。


