思い出してみる。あのルディシアという子供。
…いや、子供なのは見た目だけで、年齢は相当行ってるらしいんだが。
こっちは最初、あいつがネクロマンサーだってことを知らなかった。
ネクロマンサーという存在そのものも、都市伝説みたいなものだと思っていたのに…。
まさか、本当に存在したとはな。
俺達が後手に回ってしまったのを良いことに、散々生意気言って、散々好き勝手してくれたものだ。
万策尽きたか、と思われたところを…イレースが救世主となってくれた。
まさかゲンコツ一発で、全てを解決するとはな。
イレースのゲンコツが世界を救うとは、誰も思ってなかったよ。
何と言うか、ルディシアにとってはイレースのゲンコツが青天の霹靂だったようで。
それは俺達にとってもそうだったんだけど。
今まで、好き勝手やって大人を困らせるのが当たり前だったのか。
逆に、あれほどストレートに大人に説教されるのは、多分初めてだったんだろう。
だから多分…あのイレースのゲンコツで、ルディシアの「目が覚めた」と言うか。
ルディシアの方も拍子抜けしてしまって、これ以上抵抗する気がなくなってしまったんだと思う。
お母さんにビンタされたようなもん。
そんなお仕置きが効くんだから、ルディシアはやっぱり、見た目通り子供みたいな性格してるんだろう。
これまで、まともな大人に接してこなかったせいで、余計子供っぽい性格のまま成長出来なかったんだろうな。
…ともかく。
あのイレースパンチのお陰で、ルディシアはイレースの前では大人しくなる。
シュニィ達には喋らなかったことも、イレース相手なら喋るかもしれない。
必要とあれば、イレースパンチ二発目も有り得る。
ということで、今回はイレースにも同行してもらった方が良いだろう。
すると、俺の心を読んだらしいナジュが。
「ネクロマンサーを一撃で黙らせるイレースさんの鉄拳…。怖っ。多分、前世が鬼か何か、」
「…何かおっしゃいましたか?」
「って、天音さんが言ってました」
「えぇっ!?」
…まーた天音のせいにしてるよ。
ルディシアほどじゃないが、お前も大概イレースの拳骨が必要なようだな。
一発もらったら大人しくなるだろう。
「…それはともかく、残ってもらうなら天音さんでしょうね」
と、イレースが言った。
…うーん。そうなるよな、やっぱり…。
シルナは勿論必要だし、俺はシルナから離れるつもりはないし。
ナジュは尋問官要員に必要だし、イレースも同じく…。
…ってことは消去法で、残るのは天音だけだ。
こういうとき、天音にはしょっちゅう留守番ばっか申し付けて、本当に申し訳ない。
しかし。
「うん、分かった。良いよ」
少しも嫌な顔をすることなく、天音はそう言った。
こういう天音の優しさに、毎度救われてるよ。
…いや、子供なのは見た目だけで、年齢は相当行ってるらしいんだが。
こっちは最初、あいつがネクロマンサーだってことを知らなかった。
ネクロマンサーという存在そのものも、都市伝説みたいなものだと思っていたのに…。
まさか、本当に存在したとはな。
俺達が後手に回ってしまったのを良いことに、散々生意気言って、散々好き勝手してくれたものだ。
万策尽きたか、と思われたところを…イレースが救世主となってくれた。
まさかゲンコツ一発で、全てを解決するとはな。
イレースのゲンコツが世界を救うとは、誰も思ってなかったよ。
何と言うか、ルディシアにとってはイレースのゲンコツが青天の霹靂だったようで。
それは俺達にとってもそうだったんだけど。
今まで、好き勝手やって大人を困らせるのが当たり前だったのか。
逆に、あれほどストレートに大人に説教されるのは、多分初めてだったんだろう。
だから多分…あのイレースのゲンコツで、ルディシアの「目が覚めた」と言うか。
ルディシアの方も拍子抜けしてしまって、これ以上抵抗する気がなくなってしまったんだと思う。
お母さんにビンタされたようなもん。
そんなお仕置きが効くんだから、ルディシアはやっぱり、見た目通り子供みたいな性格してるんだろう。
これまで、まともな大人に接してこなかったせいで、余計子供っぽい性格のまま成長出来なかったんだろうな。
…ともかく。
あのイレースパンチのお陰で、ルディシアはイレースの前では大人しくなる。
シュニィ達には喋らなかったことも、イレース相手なら喋るかもしれない。
必要とあれば、イレースパンチ二発目も有り得る。
ということで、今回はイレースにも同行してもらった方が良いだろう。
すると、俺の心を読んだらしいナジュが。
「ネクロマンサーを一撃で黙らせるイレースさんの鉄拳…。怖っ。多分、前世が鬼か何か、」
「…何かおっしゃいましたか?」
「って、天音さんが言ってました」
「えぇっ!?」
…まーた天音のせいにしてるよ。
ルディシアほどじゃないが、お前も大概イレースの拳骨が必要なようだな。
一発もらったら大人しくなるだろう。
「…それはともかく、残ってもらうなら天音さんでしょうね」
と、イレースが言った。
…うーん。そうなるよな、やっぱり…。
シルナは勿論必要だし、俺はシルナから離れるつもりはないし。
ナジュは尋問官要員に必要だし、イレースも同じく…。
…ってことは消去法で、残るのは天音だけだ。
こういうとき、天音にはしょっちゅう留守番ばっか申し付けて、本当に申し訳ない。
しかし。
「うん、分かった。良いよ」
少しも嫌な顔をすることなく、天音はそう言った。
こういう天音の優しさに、毎度救われてるよ。


