…すると、案の定。
翌日。
戻ってきたいろりの姿を見た、、生徒達の喜びようと言ったらなかった。
「ほら皆、いろりちゃんだよ。いろりちゃんが帰ってきたよ~」
シルナがそう言って、猫の姿になったマシュリ…いろりを皆に見せると。
生徒達は、歓喜の表情を浮かべてわらわらと集まってきた。
すげー。アイドルかよ。
「いろりちゃんだ!」
「帰ってきたんだ…!無事だったんですね!」
「良かったぁ。ずっと心配しててんだよ」
「戻ってきてくれて良かった…!」
中には、涙を浮かべる生徒もいるくらい。
大袈裟かもしれないけど、それだけ皆、いろりを心配してたってことだ。
これで分かっただろ?自分がどれだけ必要とされてたか。
…まぁ、猫の姿の自分を必要とされても、マシュリにとっては不本意かもしれないが。
少なくとも、天下の何処にも自分の居場所はない…なんてことはないぞ。
「学院長先生、いろりは何処にいたんですか?」
いろりの身体を撫でながら、生徒が質問してきた。
…聞かれると思ってたよ。
まさか、聖魔騎士団副団長を拉致監禁してました、とは言えないので。
シルナと二人で、言い訳を考えてきた。
「えぇっと…。学院の近所に住んでる住民が、昨日連れてきてくれたんだよ」
「え?何でそんなところに…?」
「どうやらいろりちゃん、学院の外にお散歩に出たのは良いけど、迷子になっちゃったみたいでね」
いろりみたいな賢い猫が、迷子になるはずがないけども。
今回はそういうことにしておこう。
「帰れなくなってたところを、その人が拾って、家で保護してくれてたらしいんだ」
「で、昨日の夕方、学院が迷い猫を探してるって話を聞きつけて、もしかしていろりのことじゃないかって、届けに来てくれたんだ」
シルナと共に、俺はそう説明した。
嘘八百なのだが、本当のことが言えない以上、こうとでも言っておくしかない。
「そうだったんですね…」
「良かった。親切な人に保護されてたんだね」
…生徒達は、特に疑いなく信じた模様。
純真な生徒達を騙すのは心苦しいが…納得してくれたようで良かった。
翌日。
戻ってきたいろりの姿を見た、、生徒達の喜びようと言ったらなかった。
「ほら皆、いろりちゃんだよ。いろりちゃんが帰ってきたよ~」
シルナがそう言って、猫の姿になったマシュリ…いろりを皆に見せると。
生徒達は、歓喜の表情を浮かべてわらわらと集まってきた。
すげー。アイドルかよ。
「いろりちゃんだ!」
「帰ってきたんだ…!無事だったんですね!」
「良かったぁ。ずっと心配しててんだよ」
「戻ってきてくれて良かった…!」
中には、涙を浮かべる生徒もいるくらい。
大袈裟かもしれないけど、それだけ皆、いろりを心配してたってことだ。
これで分かっただろ?自分がどれだけ必要とされてたか。
…まぁ、猫の姿の自分を必要とされても、マシュリにとっては不本意かもしれないが。
少なくとも、天下の何処にも自分の居場所はない…なんてことはないぞ。
「学院長先生、いろりは何処にいたんですか?」
いろりの身体を撫でながら、生徒が質問してきた。
…聞かれると思ってたよ。
まさか、聖魔騎士団副団長を拉致監禁してました、とは言えないので。
シルナと二人で、言い訳を考えてきた。
「えぇっと…。学院の近所に住んでる住民が、昨日連れてきてくれたんだよ」
「え?何でそんなところに…?」
「どうやらいろりちゃん、学院の外にお散歩に出たのは良いけど、迷子になっちゃったみたいでね」
いろりみたいな賢い猫が、迷子になるはずがないけども。
今回はそういうことにしておこう。
「帰れなくなってたところを、その人が拾って、家で保護してくれてたらしいんだ」
「で、昨日の夕方、学院が迷い猫を探してるって話を聞きつけて、もしかしていろりのことじゃないかって、届けに来てくれたんだ」
シルナと共に、俺はそう説明した。
嘘八百なのだが、本当のことが言えない以上、こうとでも言っておくしかない。
「そうだったんですね…」
「良かった。親切な人に保護されてたんだね」
…生徒達は、特に疑いなく信じた模様。
純真な生徒達を騙すのは心苦しいが…納得してくれたようで良かった。


