私の声と君の音

『今日は仕事で遅くなるみたい。』

『そっか。』

『ご飯出来てるから、着替えておいで。』

『うん。』

私は2階の自分の部屋に向かう。
私の部屋は、防音室の隣。
なんで家に防音室があるかは、お母さんが欲しがったからだ。
家に練習部屋が欲しいと。
私は生まれた時からこの家にいる。

駿の家が隣にきたのは、小学4年生の時。

自分の部屋に入る。
私の部屋は至って普通の部屋。
奥のクローゼットには、たくさんのドレスがある。
昔着てたやつ。
お母さんの演奏会とか、色々。

私は部屋着に着替えて下に降りた。