私の声と君の音

『ねぇ駿。』

『ん?』

『林太郎に、病気のこと話したの。』

『っ、そうか。』

『治る?って聞かれて、治るって言った。』

『うん。』

『治らないのに。』

『愛華。』

『うん?』

『泣きたきゃ泣いていいぞ。』

『駿っ。』

『うぅぅ、あぁ。』

『俺はどんなお前も受け入れるから。』

『ごめ、ごめん、駿。』

『気にすんな。』

病気のことは駿しか知らなかった。
お父さんが、学校でのことを心配して、小学6年の時に、駿の家に話した。
その時から駿はいつでも私を守ってくれる。