私の声と君の音

私たちは2人でピアノを弾いた。
どれくらい弾いたか分からないくらい。
笑恋からLINEで、大雅くんと帰ると送られてきてた。
だから林太郎と帰ることにした。

『倒れないか心配だから。』

ほんと、優しい奴。

林太郎に、まだ私のお母さんの話はできない。
お母さんの話をすると、私のことがバレちゃうから。
私の大きな秘密。
駿ですら知らない。
でもいつかきっと林太郎に話すから。
それまで待っててね。