私の声と君の音

私は音楽館につながってる渡り廊下を歩き始めた。
1番上まで階段を登る。
ちょっとまだ階段苦しいな。
長い階段を登り、音楽室の前に立つ。
近づくほど、ピアノの音が聴こえてきていた。
なんか、お母さんのピアノに似てるな。
私は呼吸を整えて音楽室に入る。
林太郎くんだろう人は私に気づかない。

『すみません。』

『ん、何?』

彼は演奏を止めて少し不機嫌そうな顔で見てきた。
何よ、楽譜持ってきてあげたのに。