目に涙を浮かべながら私の手を握る姉の手は、少し震えていた。
……きっと、姉も悩んだんだ。
私が今大変なことを知っていて、それでも自分の幸せを選んでいいのかを。
姉は、いつもそうだった。
どんなときでも私のことを気に掛けてくれていたし、妹思いの姉だと思う。
でも、せっかく『成海と結婚したい』と言ってくれている人がいるのに、私のことを優先するのは違うから。
今回は、姉の気持ちを優先して欲しい。
「お姉ちゃん? 私は大丈夫。病気なんかに負けないし、絶対治すって約束する」
「葵……! なにかあったら、すぐ行くから。ありがとう……本当にありがとう」
私のことを抱きしめたまま、泣きじゃくる姉。
こんな姿は今まで見たことがなくて、姉も悩んでいたんだということが痛いほど伝わってきた。
ごめんね。
私の病気のことで、姉にまで悩ませてしまったよね。
でも、私は大丈夫。病気なんかに絶対負けたりしないし、元気な姿で姉の結婚式に出席するから。
「お姉ちゃん、幸せになってね」
「うん……幸せになるよ」
そしてその日は、同じベッドで手を繋いだま一緒に眠った。
なんだか恥ずかしいような気もしたけれど、今は嬉しさの方が大きい。
小さい頃はよく一緒に眠っていたけれど、成長するにつれて同じ時間を過ごすことがなくなっていたから。
……きっと、姉も悩んだんだ。
私が今大変なことを知っていて、それでも自分の幸せを選んでいいのかを。
姉は、いつもそうだった。
どんなときでも私のことを気に掛けてくれていたし、妹思いの姉だと思う。
でも、せっかく『成海と結婚したい』と言ってくれている人がいるのに、私のことを優先するのは違うから。
今回は、姉の気持ちを優先して欲しい。
「お姉ちゃん? 私は大丈夫。病気なんかに負けないし、絶対治すって約束する」
「葵……! なにかあったら、すぐ行くから。ありがとう……本当にありがとう」
私のことを抱きしめたまま、泣きじゃくる姉。
こんな姿は今まで見たことがなくて、姉も悩んでいたんだということが痛いほど伝わってきた。
ごめんね。
私の病気のことで、姉にまで悩ませてしまったよね。
でも、私は大丈夫。病気なんかに絶対負けたりしないし、元気な姿で姉の結婚式に出席するから。
「お姉ちゃん、幸せになってね」
「うん……幸せになるよ」
そしてその日は、同じベッドで手を繋いだま一緒に眠った。
なんだか恥ずかしいような気もしたけれど、今は嬉しさの方が大きい。
小さい頃はよく一緒に眠っていたけれど、成長するにつれて同じ時間を過ごすことがなくなっていたから。



