「はい、もしもし」
『俺だ。今、少し電話しても大丈夫か』
「私は大丈夫ですよ。オペは終わりました?」
『あぁ。なんとか無事に終わった。治療が終るくらいに、見に行きたかったんだが』
付け加えて『すまない』と、小さく言った匠真。
匠真が謝ることは、なにもないのに。
今日のオペは長引くだろうと思っていたから、予想通りだと、ただそれだけ。
患者さんを優先するのが当然だし、別に匠真は悪くない。
「私は大丈夫ですよ。それより、なにか話したいことでも?」
『あぁ、そうだった。少し待って』
そう言った匠真は自分のデスクで探し物を始めたのか、なにかガサガサと物音がする。
やっぱり、まだ仕事中だった。合間を見て、連絡をくれたんだよね。
そんな少しの時間でも私のことを考えてくれていて、本当に嬉しい。
『実は再来週、3日間の夏休みをもらっているんだ。それで、葵が構わないなら、どここかに出かけないか?』
「えっ、夏休み?」
『そう。せっかくだし、息抜きしに行こう。泊りで』
「えっ!? お泊り!?」
まさかの提案に、驚いて大声を出してしまった。
慌てて手で口を抑えたけれど、多分今のは間違いなく丸聞こえだ。
でも、まさかお泊りのお誘いだったなんて。
嬉しくて、気分が高揚してしまう。
『俺だ。今、少し電話しても大丈夫か』
「私は大丈夫ですよ。オペは終わりました?」
『あぁ。なんとか無事に終わった。治療が終るくらいに、見に行きたかったんだが』
付け加えて『すまない』と、小さく言った匠真。
匠真が謝ることは、なにもないのに。
今日のオペは長引くだろうと思っていたから、予想通りだと、ただそれだけ。
患者さんを優先するのが当然だし、別に匠真は悪くない。
「私は大丈夫ですよ。それより、なにか話したいことでも?」
『あぁ、そうだった。少し待って』
そう言った匠真は自分のデスクで探し物を始めたのか、なにかガサガサと物音がする。
やっぱり、まだ仕事中だった。合間を見て、連絡をくれたんだよね。
そんな少しの時間でも私のことを考えてくれていて、本当に嬉しい。
『実は再来週、3日間の夏休みをもらっているんだ。それで、葵が構わないなら、どここかに出かけないか?』
「えっ、夏休み?」
『そう。せっかくだし、息抜きしに行こう。泊りで』
「えっ!? お泊り!?」
まさかの提案に、驚いて大声を出してしまった。
慌てて手で口を抑えたけれど、多分今のは間違いなく丸聞こえだ。
でも、まさかお泊りのお誘いだったなんて。
嬉しくて、気分が高揚してしまう。



