真面目に治療をしている成果が表れ、癌細胞は徐々に縮小してきているよう。
だからなのか、食欲も出てきて背部痛も落ち着いている。
体力不足は、相変わらずだけど。
それでも挫けることなく治療をしてこれたのも、周りのみんなが支えてくれたお陰だ。
「あ、私も行かないと」
あっという間の休憩時間。
食べ終わった食器を手に持ち、私は外来へと戻った。
診療が終っている外来は、とても静かだ。
電子カルテにログインすると、私は患者さんのカルテを開く。
まずは、今日紹介で受診した患者さんの返書作成から。
相変わらず、匠真はこういった事務作業が苦手。
そのために私のような医師事務が存在しているわけなのだけれど、圧倒的に匠真の雑務が多い。
それだけ、ドクターとしての信頼が厚いのだろう。
「えっと……『平素よりお世話になり誠にありがとうございます。』」
文章の書き出し、お返事の内容。それに、文章の書き終わりも、すっかり覚えた。
カルテ記載を見ながら返書作成をして、最終チェックをドクターにしてもらう。初めの頃はよく書き直しが多くて訂正されまくっていたけれど、もう4年ともなればお手の物。
それぞれのドクターが記載しそうな文面だって、スラスラと入力できる。
正直、目をつぶっていても書けそうだ。
だからなのか、食欲も出てきて背部痛も落ち着いている。
体力不足は、相変わらずだけど。
それでも挫けることなく治療をしてこれたのも、周りのみんなが支えてくれたお陰だ。
「あ、私も行かないと」
あっという間の休憩時間。
食べ終わった食器を手に持ち、私は外来へと戻った。
診療が終っている外来は、とても静かだ。
電子カルテにログインすると、私は患者さんのカルテを開く。
まずは、今日紹介で受診した患者さんの返書作成から。
相変わらず、匠真はこういった事務作業が苦手。
そのために私のような医師事務が存在しているわけなのだけれど、圧倒的に匠真の雑務が多い。
それだけ、ドクターとしての信頼が厚いのだろう。
「えっと……『平素よりお世話になり誠にありがとうございます。』」
文章の書き出し、お返事の内容。それに、文章の書き終わりも、すっかり覚えた。
カルテ記載を見ながら返書作成をして、最終チェックをドクターにしてもらう。初めの頃はよく書き直しが多くて訂正されまくっていたけれど、もう4年ともなればお手の物。
それぞれのドクターが記載しそうな文面だって、スラスラと入力できる。
正直、目をつぶっていても書けそうだ。



