君の心の闇

案内された部屋はシンプルな和室だった。

「とりあえず今日はここで過ごして、明日の朝家まで送っていく。あと人をよこすから待ってろ」

父にありがとうと返し、そこに引いてあった布団に寝転んだ。

ここ数日、いろいろなことがありすぎて疲れた。

しばらくダラダラしていると、眠ってしまったみたいだった。

起きると9時過ぎでいて、疲れが出ていたんだなと思った。

起き上がる気力がなくて、ベットに寝転んでいると、トントンとドアがノックされた。

はーいと返事をして開けた先にいたのは、知らない男性で、しかもだいぶいかつい人で、スキンヘッドで頭に龍の刺青が入っている。

「え、と」

誰ですかは自分の家じゃないからおかしいし、どっかいってもおかしいし、そもそもこの人誰って感じだし、と頭の中にぐるぐるとそんな考えが浮かぶ。

「こんにちは、お嬢!竜崎 鉄(りゅうざき てつ)です!お願いします!!」

急に自己紹介をし出した。

見た目とかはめちゃくちゃ怖いけど、性格は犬系って感じがする。

「ありがとうございます?準備するので、玄関で待っててくれますか?」

そう言うと、わかりました!と言って玄関まで小走りで行った。

元気な人だなと思った。