激しい嫉妬からは逃れられない




は、恥ずかしい…





そんな私顔に出てたの?




そ、それよりももっと聞かなきゃいけないことあるでしょ!私!しっかり!





「あ、あの…どうして寮だって知ってるんですか?」





ちょっと言い方がきつくなっちゃったような…





「あー、まぁ噂されてたから
10階に新しい子住むって。俺も10階だから」





そーゆうことか!




なら仲良くなりたい…なぁ





それにこうくんのことは忘れなきゃいけないから…






それよりも前に仲良くなりたいなら名前知らなきゃまずいよ私…




「な、名前!」




あ…




勢いのあまりやらかした





突然立った私が面白おかしいのか





ば、爆笑してる…





「そんな知りたいんだ?クスッ」





ば、バカにしてるよ絶対





間違っただけだもん…





「とりあえず寮行きながら話すか」





笑いがおさまったのか何事も無かったように歩き出す





わ、私も忘れよう…覚えていても恥ずかしいだけだし