「カードキー貰ったやつ出して」
「は、はい!これ」
私からカードキーを受け取るとカードのマークに合わせてカードキーを当て、ガチャッという音とともにドアノブを引く
「どーぞ」
「あ、ありがとうございます...」
「じゃあ俺は用事あるんで。また明日新井さん」
そう言うとバタンと音を立て去っていった
忙しいのにわざわざ私のために案内してくれたのかな...
申し訳ないけど感謝しかない
1人だったらやっぱり怖いから...
そ、それよりもここ何部屋あるの?
キッチンもとても大きい...
ほんとに私なんかが住んじゃっていいのかな
ただの一般人なのに
まるでどこかのお金持ちになった気分...
それよりも今日は早く起きたからかなり眠いな...
私は荷解きも忘れ
用意してくれたベッドで深い眠りに入った