探偵ものは未だに諦めきれず、いつか書こうとネタを残しているお話があるのですが、短編にさっきのネタを全部取り入れるのは流石に少しボリューミーすぎるか……? など迷い全部取り入れたパターンや一部にだけ残したパターンなどなど三パターン作りました。


 そもそもこちらのお話、騎士として問題児すぎて一人で誰もいない森を警備してろと追いやられた騎士のヒロインが、同じくあまり表に出てきていなかった仕えていた家の子息であるヒーローと出会い、忠誠を誓ってバディとして活動をはじめる……というもの。

 そのバディとしての活動で、ボツにしたパターンのものではあるのですが偽物の宝石を本物と偽って使っている宝飾品店へ調査に入る時に、「美女じゃないと宝飾品は似合わないな!」と潜入捜査するためにノリノリで女装し――というヒーロー。

 こういう悪ノリ系の変に自分に自信があるヒーローは私の好みではあるのですが、このエピソードも入れると短編なのに2万字越えるのでは……? と思った私は途中で削除。