その世界観を壊すネタの投入も、ギャグだからこそ許される部分もあるというか。

「普通は貴族ならそんなことしないんじゃない?」とか、「貴族相手にそんな話し方する使用人っておかしくない?」とか言われたこともあるのですが、私の小説は全て異世界であり私の世界です。
 私が楽しいと思える小ネタ(ギャグ的な意味で)は積極的に採用します。

 あ、そういう意見を無視しますとか不快ですとか言っている訳ではなくて、もちろん読んでくださった上で「おかしい」というコメントが来た場合は修正したりもしますよ!
 ただ、すべての創造の中に確定した『正解』はないんだから、こういう世界があってもいいじゃない。という考えというか。

 漫画の背景に例えると、実は漫画の背景ってただただパースの正解を持ってくれば完璧なものになる訳ではないんですよ。
 建築物としては正解でも、平面に書き起こすと違和感が出る角度とかがどうしてもある。

 全て写真をトレースして背景を書いても、なんだかおかしく見えたりね。

 そして反対に建築としては不正解だけどしっくりくる背景もある。