実は『追っかけメイド』の時に挑戦したバトルが楽しく、バトルメインにしたお話が書きたかったというのと、あとある記事で見かけた「体内に取り込んだ血肉は200日間保たれる」という記事を読んだことからできたものです。

 どういうことかというと、単純に食べたものが自分の栄養として体に取り込まれ、その語全て入れ替わるまで200日かかるということなのですが。

 私は思ってしまったんです。
 死んだ恋人の体を摂取すれば、あと200日は一緒に過ごせるってことだな、と。

 ちょうどケーキバースなんかをちょくちょく見るようになったせいか、カニバリズムについても考えることが多かったんですよね。
 あと、私はクトルゥフ神話のTRPGなんかもたまに友人とプレイしているのですが、ほら、クトルゥフってそんな感じのグロいのが多いから……!

 マダミスとかもね、うっかり犯人役を引き当てた日にはサイコパスとして全員をね、葬る方向で動くタイプのプレイヤーだから!

 なんて言い訳をしてみますが、とりあえずこの小説の裏コンセプトはそこらへんにありました。
 もちろんこれだけじゃなく、もっといろいろあるんですけど。