ただ、平民のヒロインは副団長との身分差になかなか素直になれなかったり、副団長の婚約者を名乗る「副団長の追っかけメイド(貴族令嬢)」が現れたりします。

 ちなみに初夜を終えてすぐ婚約者を名乗る、いわばライバル令嬢が現れるのですが、なんと彼女もただの追っかけなので副団長は自分の婚約者という認識はなく、というか本当に婚約者じゃないのですが←
 そんなライバルとも真正面からぶつかり、ちゃんと友人となったりしますね。

 ちなみにこの世界、騎士団が戦っているのは魔獣です。
 魔獣の襲撃を受けたりほのぼのデートしたり。

 このお話を書くにあたっての裏テーマが「記憶がなくても同一人物かどうか」があり、そのテーマの通りヒーローが記憶を失います。
 この記憶は完全に消滅なので、恋人として過ごした期間が全てなくなってしまうのですが、そのことを二人が気持ちに決着を受けて、再び両想いになってエンディングです。