この話もまさにタイトルからできたお話でした。

 ちなみに私の小説に共通しているのは、「ハッピーエンド」であることと、「固定カップリング」であることです。
 その為もちろんこのお話も、『騎士団長』と『副団長』という二人がタイトルに入っているのですが、片方は完全にモブ。
 当て馬ですらありません。

 完全に語感からタイトルを付けた感じですね。


 内容としては、憧れの騎士団長を追いかけて騎士団メイドになったヒロインが、延々と副団長にアプローチを受ける喧嘩ップルものです。
 とは言いつつ、あくまでもヒロインの騎士団長に対する気持ちは憧れであって恋心ではないので(アイドルの追っかけをイメージして書いておりました。ガチ恋勢ではないので、あくまでもファンとして、ということになります)、お話のメインはヒロインと、ヒロインに振り向いて欲しくて子供っぽいアプローチしか出来ないヒーローのお話であり、なんだかんだで6話目くらいで両想いになるんですけどね……!笑

 副団長がヒロインへの想いを一切隠していないので、騎士団全員が応援モード。