「では、店長に話をつけようか。」

「はい。」

その後店長と話して私はバイトを辞めた。店長は契約のことを知らないから婚約者になれて良かったな!と喜んでくれた。

「次は、契約書にサインを。」

私はいつの間にか作られた契約書を読んでサインをする。

「契約成立だな。
これからよろしくな。」

藍沢君はこんなに温かい太陽なような眩しさで笑う人だっけ?初めて見たけど見てると胸が温かくなる。

「...よろしくお願いします。」

こうして、私たちの契約婚約者生活は始まった。