【完】御曹司の彼は私にだけ甘々!?

初めて間近で見た藍沢君は顔が整っていてオーラが強くてカッコイイ。
って!今はそれどころじゃなくて!

「あ、あの、何か?」

「小鳥遊さんに婚約者になって欲しい。」

婚約者!?何故私が?!まともに話したことなんて無いのに。好きでは無いはずなのに顔が熱くなる。

「何で私が?」

「惚れたんだ。

...覚えないかもだろうけど。」

惚れた!?惚れられるほど何か話したかな?

「そ、そうなんですね。でも私は。」

私は好きな人と結婚したい。昔からの夢。だから、

「契約でいい。例えば、高校卒業するまでに好きにならなかったら別れるのはどう?」

うーん、でもやっぱり私は本当に好きな人と。

「ただ、君には選択肢が2つしかない。
...契約でも付き合うか、

アルバイトを高校に報告するか。」