「いやー!確かに昔住んでた家に近いけど、まさかひーちゃんに会えるとは!」
「こうくんこそ何でここに!?」
康太こと、こうくんは赤ちゃんの頃から小学生まで近くに住んでた友達。小さい頃だからまた再会しても分からないかもと思ってたけど、面影があるよね!
「昔も可愛かったけど、今はもっと綺麗だ!」
こうくんは昔からお世辞が上手なんだよね。お喋りで会う度に褒めてくれた。
「こうくんも、かっこよくなったね!」
「本当か?ありがとう!」
こうくんは照れてる様子で頭を搔いてる。
大きくなったけど明るくて元気な所は変わらないよね。
「本当に綺麗だよ!
付き合いたいぐらいだよ!」
「ありがとう!でも、私、婚約者が居るんだ!」
「え!?
…どこの誰?」
冗談だろうけど、ここで言っておかないと透が悲しがると思って告げると衝撃を受けたような顔をして、顔を近づけてくる。
「え、と、
あそこにいる藍沢透。」
指をさして説明すると、こうくんは近づいてじーっと見る。
「…藍沢、透…。
あ!あいつか!」
こうくんは知ってるみたい。でも、透は御曹司だし、知ってて当たり前だね。
「昔、ひーちゃんに惚れてずっと見てたヤツだ!」
昔?!それは知らない。私会ったことあったけ?
「ひーちゃん忘れた?小学生低学年の頃に同じクラスだったヤツ!結局親の都合で転校したけど、こんな普通の高校に来るなんて、絶対ひーちゃん狙いだ!」
小学生低学年?そんな子居たかな?その頃の記憶あまり無いんだよね。転校したなら卒業アルバム見ても居ないかな。でも、そんなに前から好かれてたんだ。
「キーンコーンカーンコーン」
チャイムが鳴ったから話はそこで一旦終わった。
「ひーちゃん!良かったら一緒にごはん、」
「陽菜!ご飯行こう!」
昼休みになったから透を待ってたらこうくんにも誘われてしまった。
「君、…誰?」
一気に2人が険悪ムードになる。
「転校してきた、堂本康太です。
小学生の頃、ひーちゃんしか見てなかった藍沢君は分からないと思いますが?」
こうくんが名前を言うと更に透の顔が暗くなる。
「透!行こう!
こうくん!ごめんね!ご飯は別の人誘って!」
私は透を引っ張ってその場を後にした。
「こうくんこそ何でここに!?」
康太こと、こうくんは赤ちゃんの頃から小学生まで近くに住んでた友達。小さい頃だからまた再会しても分からないかもと思ってたけど、面影があるよね!
「昔も可愛かったけど、今はもっと綺麗だ!」
こうくんは昔からお世辞が上手なんだよね。お喋りで会う度に褒めてくれた。
「こうくんも、かっこよくなったね!」
「本当か?ありがとう!」
こうくんは照れてる様子で頭を搔いてる。
大きくなったけど明るくて元気な所は変わらないよね。
「本当に綺麗だよ!
付き合いたいぐらいだよ!」
「ありがとう!でも、私、婚約者が居るんだ!」
「え!?
…どこの誰?」
冗談だろうけど、ここで言っておかないと透が悲しがると思って告げると衝撃を受けたような顔をして、顔を近づけてくる。
「え、と、
あそこにいる藍沢透。」
指をさして説明すると、こうくんは近づいてじーっと見る。
「…藍沢、透…。
あ!あいつか!」
こうくんは知ってるみたい。でも、透は御曹司だし、知ってて当たり前だね。
「昔、ひーちゃんに惚れてずっと見てたヤツだ!」
昔?!それは知らない。私会ったことあったけ?
「ひーちゃん忘れた?小学生低学年の頃に同じクラスだったヤツ!結局親の都合で転校したけど、こんな普通の高校に来るなんて、絶対ひーちゃん狙いだ!」
小学生低学年?そんな子居たかな?その頃の記憶あまり無いんだよね。転校したなら卒業アルバム見ても居ないかな。でも、そんなに前から好かれてたんだ。
「キーンコーンカーンコーン」
チャイムが鳴ったから話はそこで一旦終わった。
「ひーちゃん!良かったら一緒にごはん、」
「陽菜!ご飯行こう!」
昼休みになったから透を待ってたらこうくんにも誘われてしまった。
「君、…誰?」
一気に2人が険悪ムードになる。
「転校してきた、堂本康太です。
小学生の頃、ひーちゃんしか見てなかった藍沢君は分からないと思いますが?」
こうくんが名前を言うと更に透の顔が暗くなる。
「透!行こう!
こうくん!ごめんね!ご飯は別の人誘って!」
私は透を引っ張ってその場を後にした。

