「私に恋を教えてください♡!」




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……あれは丁度2年前くらいだったかな。



あの日はお昼から雨だった。


友達の家に遊びに行ってた俺は傘を持ってなくて、走って家まで帰っていた。



川沿いを走っていると前から同じように傘を持ってない女の子が走っているのが視界に見えて、


そんな時、その子が水たまりで滑ってこけてしまったのを見た俺はその子に駆け寄って、


「君、大丈夫?」


「はい。」


「大丈夫じゃないよね、ごめん、俺でもこれしかなくて、よかったら、ハンカチ使って」



「いえ、このくらい大したことないので大丈夫です」


「ダーメ。女の子なんだし甘えていいんだよ?もっと自分を大切にしなきゃ。ほら。」


そう言ってハンカチを貸した。



「探すの大変だったんですよ。でも、見つけた時運命だと思っちゃいました。」