「絵理奈さん...」

「ッ...」

私の頬には涙が流れていた。

「迎えに来たよ!」

「ッ!」

私は持っているものを下に落とし、私は一希くんに抱きついた。

「もぉ!遅いよ!」

「ごめん、絵理奈さん待っててくれたの?」

「当たり前でしょ?!私はずっと...」

「待って!その続きは俺に言わせて?」

「絵理奈さん。俺は離れていたときだって絵理奈さんを忘れたことはありません!俺と結婚を前提に付き合ってください!」

「はい!よろしくお願いします!」

「待たせてごめんね?」

「ほんとだよ!待たせ過ぎ!」

「待っててくれて嬉しかった。」

「私も迎えに来てくれて嬉しい!」

「ほかの人いたらどうしようかと思った。」

「待ってるに決まってんじゃん!」

「よかった。」

私たちはまた抱き合った。

そして優しく割れ物を扱うかのような優しいキスをした。

「海斗くん今中にいるよ?」

「マジで?会いたい!」

「じゃ行こっか!」

「あぁ!」