障害があっても愛して

「今日あまり時間ないから、簡単なのでいいよ」


「じゃーオムライスにするね」


渚は、亡くなったお母さんが作るオムライスが好物だった


お母さんのようには、作れないけど少しでも、お母さんのオムライスに近づこうと頑張った


「明日奈、俺が家出たら戸締りして、今日は家出ないでね」


「はーい」


渚は、私に対して少し過保護すぎる気がする