梨緒「もう21時か…悪化してるよね絶対」

綺羅
あの子…こんな遅い時間なのに1人でいる?
中学生くらいかな?ん?なんか顔赤くない?
熱あるかも…話しかけてみよ

綺羅「ねぇねぇこんな時間に何してるの?」

梨緒「ぇ…誰?」

綺羅「びっくりするよねごめんね
私は山口綺羅 それでどーしたの?」

梨緒「なんでもない…です」

綺羅「ほんとに?ここに居るのも
気になるけど体調悪いんじゃない?大丈夫?」

梨緒「だ大丈夫です…」

綺羅「私お医者さんなんだけど…
大丈夫じゃないと思うんだけど
ほんとに大丈夫なの?」

梨緒「…」

綺羅「正直に教えて?」

梨緒「少し…」

綺羅「そっか!教えてくれてありがとう
お母さんとかお父さん居るかな?」

梨緒「いるけど…いない…捨てられたグスン」

綺羅「そっかぁ…辛かったねヨシヨシ(。´・ω・)ノ゙
体調も悪いしコンディション
最悪だったでしょ?」

梨緒「(。_。`)コク」

綺羅「1回私が働いてる病院来てくれる?」

梨緒「やだ…病院行きたくない」

綺羅「病院苦手?」

梨緒「うんっ」

綺羅「そっかそっか( *´꒳`*)
まず行ってみない?ずっとここに居ても
しんどいと思うの、どう?」

梨緒「行くだけだったら行く…」

綺羅「偉い!一緒に行こっか」

梨緒「うん!」