今から店に向かうというスミレと一緒にマンションを出た。
一人で自宅に戻る途中も頬が緩みっぱなしだった。
女の家から朝帰りするなんて珍しいことじゃないんだけど。
なぜか悪いことをしているような気分になってそっと玄関ドアを開けた。
玄関に女物のミュールが置かれていた。
たしか……ミーコのものだ。
アイツ、来てるのか。
リビングのドアを開けると、キッチンの方から良い匂いがする。
味噌汁の匂い。
オレの朝食、用意してくれてたのかな。
だけど、ミーコの姿はなかった。
どこにいるんだろうとあたりを見回していると、リビングのドアが開いた。
一人で自宅に戻る途中も頬が緩みっぱなしだった。
女の家から朝帰りするなんて珍しいことじゃないんだけど。
なぜか悪いことをしているような気分になってそっと玄関ドアを開けた。
玄関に女物のミュールが置かれていた。
たしか……ミーコのものだ。
アイツ、来てるのか。
リビングのドアを開けると、キッチンの方から良い匂いがする。
味噌汁の匂い。
オレの朝食、用意してくれてたのかな。
だけど、ミーコの姿はなかった。
どこにいるんだろうとあたりを見回していると、リビングのドアが開いた。


